たった5つ!物事の伝え方のポイント
人に何かを伝える時のポイント
こんにちは
ポチです。
僕は職業柄、人に物事を話して理解されなければいけない場面が多々有ります。
そんな時、毎回思うのが「日本語って難しい」
何をどこまで伝えるべきなのか、どのようにして伝えるべきなのかを考えると、これ以上難しいことは無いなと、痛感します。
そこで、出来る限り的確に伝えるためのポイントをお伝えします。
全て伝えたいけど伝えない。
何かを伝えようとして、あれもこれもと話しているうちに、結局伝わっていないってこと、ありませんか?
仕事のことでよくありがちなパターンですね。
これはこうやるんだよ。でも、この時はこうだからね?で、こうなったらこうで・・・
この人は多分、やり方をきちんと覚えてもらいたいんでしょうね。
僕は、あえて全部話しません。
必要最低限しか話さないので、相手が困惑することもあるくらいです。
わからないところは聞いてくれというスタンスで教えます。
全部伝えると、覚えきれないですからね。
メモを取る方にも限界があるので、要点だけをまとめて話します。
シンプルに!
大事です。
シンプルほど伝わりやすいものはありません。
ですが、これほど難しいこともありません。
例えば、ボールペンを探している人がいたとします。
どんなボールペンを探しているか考えて見てください。
Aの人
「私は、このノートに使うためのペンを探していて、できれば高級感のある、持ちやすいものが良くて、メタリックなものは避けたいと思っている。
いくつか試したいと思っているから、見せて欲しい」
Bの人
「ボールペンは有りますか?条件は、高級感、持ちやすい、金属的なものは避けて欲しいんですが、どんなものがありますか?」
二人とも、高級感のある、持ちやすい、金属以外のボールペンを探してましたね。
どちらが、より分かりやすかったですか?
僕の狙いはBの人なんです。
不要な情報を消しました。
ココでの不要な情報は、以下の情報です。
- ノートに使いたい。
- いくつか試したい。
- 見せて欲しい。
まあ、普通に考えればいらない情報です。
どの情報も、あれば良い情報かもしれませんが、果たしてあれだけ一気に話す必要があったでしょうか?
何かを伝えるとき、不要な情報は削りましょう。
例えを用いて
例え話を用いて話すこともすごく有効です。
様々な手法がありますが、誰でも知っていることに置き換えると、話は理解されやすいです。
上のボールペンを探しているのも例え話ですね。
こんな二人がいるけど、どっちの話がわかりやすい?ってことです。
例え話には大きく分けて二つの手法があります。
一つは物事そのものをわかりやすくする、説明型。
もう一つは、何かを選んでもらう時に使う、比較型。
細かく分けるとまだありますが、この二つを覚えておけば十分です。
説明型例
「この二つは、例えるなら水と油みたいなもので、混ざらないんだよ」
比較型例
「さらさらと流れるよう水のようなAと、粘り強い油のようなBならどっち?」
なんの説明なんでしょうね?これ?書いててなんだろうって思っちゃいました。
例え話のポイントは、誰でも知っているであろう事柄であることです。
専門用語はできるだけ使わない!
どの業界にも存在する専門用語。
誰かに伝えるときは、出来る限り使わないようにしましょう。
専門用語の説明だけで話が終わってしまう事があるので、注意が必要です。
一度、頭のなかで「あれ?これって伝わるかな?」と考えてみてください。
口語と文語には差がある!
はい、ここまで書いてきて今更ですが、今回の内容は口語でのお話です。
口語とは、話す言葉を中心とした、言葉選びや文法。
文語とは、文章を中心とした、言葉選びや文法。
それぞれに特徴があります。
人が人に話す言葉と、書く言葉は全く違います。
文語で話したり、口語で文章を書くことの無いよう注意してください。
まとめ
- シンプルに、誰にでも分かる言葉で!
- 時には例え話を用いて。
- 全てを一度に伝えようと思わないこと!
こんなところでしょうか?
今までよりも、自分の話してる言葉が相手に伝わるようになれば、すごく楽になります。
少しのコツでそれができるなら、儲けモンですよね!
それではまた!